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「一歩」について

▼no5▼
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▼no4▼
「女運」について

▼no3▼
クリスマスについて

▼no2▼
ブルガリアについて

▼no1▼
『書く』ということについて

第4話 「女運」について…

 私はやたらと「女運」がいいようだ。
「女運」って?と思われると思うが、そうとしか言いようがない。

 この「女運」というのは私が高校のときから始まった。私の高校は「演劇科」というめずらしい科があって、私はその「演劇科」だったのだが、このクラスには女が39人、男が2人という変なクラスだった。(試験のときに受ける男が毎年少なくってこういう形になってしまうようだ)そして、2人いた男の一人は、女になりたがっていた。(今は女になってしまったようだ)そんなクラスが3年間続いた。卒業して東京で何度か舞台を踏んだのだが、その中で、出演者のうち男が1人であとはすべて女という舞台が3回もあった。この時点で呪われているとしか言いようがないのだが、ここでなぜ「女運」がいいかということになる。これだけたくさんの女に囲まれることがありながら女の子特有の「ネチネチ」したものにはほとんどといっていいほど巻き込まれることはなかった。むしろ、男のほうが多かった中学時代のほうがよっぽどあった!(男が絡んでるからじゃないかと言うコメントもあったが)高校のときとかは時々あったようなのだが私がよくつるんでいる人たちに関してはなかった。これはすごいことだと、最近思うようになった!これは、私がよっぽど鈍感なのか、私の「女運」がいいかのどちらかだと思う。あんまり自分は鈍感じゃないと思いたいので、「女運」がいい!!ということにしている。

 なぜこんなことを書いているのかというと、ちょっと自慢したかったのだ、私の周りにいる「女たち」のことを。私はあんまり自慢できることがないので微かにでも、なにか自慢できることがあったら自慢してみたいのだ。人間ってそんなもんだと思う。

 これだけ楽しい「女たち」に囲まれていて、ひとつだけ後悔することは、「どうして、私は女に生まれてきてしまったんだろう…」っていうことくらいかもしれない…。

あだちゆみか(Adachi Yumika)

98年兵庫県立宝塚北高等学校演劇科卒業後、バンタン芸術学院に入学。在学中にラフカット99「幕張の女」(作、演出、堤泰之)に出演。00年に卒業。01年に現代制作舎演劇公演「うしろ姿のしぐれていくか」に出演。同年に腹筋善之助+松村武座長の1年間限定劇団「スーパークライムシステム」に入団するが一身上の都合により退団。現在はヨーロッパと日本を行き来する国際派女優を目指し奮闘中!2003年公開の映画(題はまだ未定だが、源氏物語を題材にした作品になるだろう)に出演予定。
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